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団地で冠婚葬祭。
我が家のお隣には2年位前から老夫婦が住んでいる。
奥様とは仕事から帰ってきたときなどに顔を合わすことはよくあったのですが、旦那さんは見たことがなかった。
それもそのはず、旦那さんはずっと寝たきりの状態だったようで、ご近所さんを含め、誰も顔をあわせたことがなかったようだ。

僕の住んでいるこの団地は、3階建ての鉄筋造りで、階段を挟んで二世帯ずつ住めるようになっている。
お隣とは薄い壁を一枚隔てて左右対照のつくりになっているだけなので、けっこう音が漏れやすく、お隣に新婚夫婦の寝室があろうものなら夜な夜な甘いピロートークが聞こえてくるとかこないとか・・・。

と、まぁ、そんな造りになっているので、お隣に住む旦那さんの姿を見たことはないものの、声くらいなら聞いたことがあった。
まぁ、声が聞こえてきても、か細く、なにか呟くような声だったので、なんと言っているのか聞き取ることはできなかったのだけど。

その旦那さんが、昨日未明に静かに息を引き取られたということを夕方になって知った。
なにかお手伝いできることがあればと奥様に申し出たが、すでに駆けつけた親類の方々だけで手が足りるということだった。
狭い団地なので、通夜と葬儀はどこかのお寺でやるのだろうと思ったが、二階に住む方に話を聞いたら、お住まいでやるということで、これにはちょっとびっくりした。
住んでいる人間にしか分からない話かもしれないが、この団地は3DKしかなく、冠婚葬祭で使うような広さではない。というか、冠婚葬祭で使った話など聞いたこともなかった。
けれど、昨日の通夜、今日の葬儀と、何の問題もなくとりおこなわれたようで、やればできるものなんだなと妙に納得してしまった。

ご近所さんを含め、うちの家族も旦那さんとは面識がないということで、葬儀には出席しなかったのだけど、自分の部屋の壁を挟んで向こう側にいる方が亡くなられたのに、いまいち実感が沸かないというか、感情を崩すことがないというのは、なんだか変な感じがする。
ただ一つだけ思ったのは、もうあのか細い呟くような声を聞くことは二度とないのだと思っただけである。

ちなみにこれは余談だが、今日の僕の子守唄は隣から聞こえてくるお経であったことは、どうでもいい話である。

旦那さんのご冥福をお祈りするとともに、この話は終わりなのである。。。
| 相楽日記 | 16:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
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